翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

士林夜市で流血の惨事

嘉義を満喫して一泊し、台北に戻って最後の夜。 気分が高揚して、おとなしく寝る気になれません。台湾の夜といえば夜市、台北最大の士林夜市(スーリンイエスー)に繰り出すことにしました。今思えば、自重するべきでした。というのも、ホテルで乾杯を重ねて…

台湾で神になった日本人

日本統治下の1931年に甲子園で準優勝を果たした嘉義農林学校。 映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」では、チームを率いた近藤兵太郎を永瀬正敏が好演しています。 センターを守った蘇正生選手は、「近藤先生は、正しい野球、強い野球を教えてくれた。差別、…

尾道で「東京物語」を思う

愛媛県の大島でルーツ探しの後、しまなみ海道を北上し尾道へ出ました。 尾道といえば小津安二郎の「東京物語」のラストシーン。東京物語 [DVD]出版社/メーカー: コスモコンテンツ発売日: 2011/02/26メディア: DVD購入: 3人 クリック: 11回この商品を含むブロ…

村上水軍の末裔

歴史好きの兄と、祖父の出身地である愛媛県今治市の大島に行ってきました。祖父は婿養子で旧姓は「矢野」。出身地の地名の名前は父が覚えていたので、昨年、兄は四国への出張ついでに足を伸ばしてみたそうです。 小さな集落なので「矢野」という名前を出せば…

次に行くべき場所、次にやるべき事

稚内への旅を思い立ったのは、この夏、我が家に滞在したヘンリク君の影響です。ある夜、『トータル・バラライカショー』のDVDを一緒に観た時のこと。フィンランドのレニングラード・カウボーイズとロシア赤軍合唱団のジョイントコンサートです。 『ボルガ…

諦念と受容を学ぶ旅

日本語教師養成講座は3ヶ月単位のカリキュラムで、合間に1週間の休みがあります。 休みとなれば、どこかに行きたい。 別に行かなくてもいいのに、やみくもに旅のプランを立てたくなります。 25年ほどフリーランスとして働いてきたため、毎日が仕事であり休…

四万の病を治す温泉に積善の宿あり

群馬の四万(しま)温泉、積善館に行ってきました。 『千と千尋の神隠し』の舞台モデルのひとつとされる古い湯治宿です。 橋を渡って本館、その奥に山荘、さらに佳松亭があります。三つの建物は階段やエレベーターでつながっているのですが、山の傾斜に沿っ…

三江線の旅

今回の島根の旅では、三江線に乗ることも目的の一つでした。 島根県江津(ごうつ)市と広島県三次(みよし)市を結ぶJR西日本の路線で、JR東日本の岩泉線の廃止後、乗客が最も少ないともいわれています。 2013年の豪雨により不通となり、昨年の7月に運…

旅先で垣間見る人生 2015

初めての地を旅するのも刺激的ですが、同じところに何度も行くのも楽しいものです。 観光スポットを駆け足で回るのではなく、その土地に暮らす人の人生を垣間見るような体験ができます。 前回の島根の旅でもそう感じました。d.hatena.ne.jp島根の温泉津(ゆ…

旅で自分を再発見する

春の島根を旅してきました。親友の優春翠が関東と山陰を行ったり来たりするようになり、私も年1回のペースでお邪魔しています。積もる話がたくさんあるし、島根は良質な温泉の宝庫。今回は温泉津(ゆのつ)温泉を満喫してきました。島根は小泉八雲(ラフカ…

現世は束の間の旅のようなもの

須賀敦子を再読しています。今年はイタリアに行きたいと思ったのですが、どうも無理なようなので、須賀敦子の描くイタリアを楽しんでいます。最初の著作『ミラノ 霧の風景』が出版されたのは1990年。作家の関川夏央が「須賀敦子はほとんど登場した瞬間から大…

旅先では、できるだけ機嫌よく

さらに北海道旅行の話です。旅に出ると時間が濃縮されたように感じます。 よく「子供の頃は一年がとても長く感じたのに、歳を取るとあっという間に過ぎてしまうのは、子供はどの体験も新鮮なのに対して大人は繰り返しの体験だから」という話を聞きます。 だ…

6ペンス銀貨と指貫

北海道旅行で小樽まで行けば、呑兵衛としては当然、ニッカウヰスキーの余市蒸留所まで足を伸ばします。入場料無料でガイドツアーもあり、ウイスキー2種類、アップルワイン、ソフトドリンクの試飲もできます。 お金も払わなくて申し訳ないと思わせるほどです…

旅に出て新しい運を手にする

フリーランスで働く特権の一つは、混んでいなくて費用が安く済む時期に旅に出られること。というわけで、毎年、成人の日の連休明けに国内旅行を楽しんでいます。 沖縄方面は暖かくていいのですが、海に入れない中途半端な気候なので、今年は北海道にしてみま…

2015年、旅の成り行きは

前月、12月22日の冬至の日に頼まれてある人の年筮を立てたら「火山旅(かざんりょ)」が出ました。易経の時代には、旅は困難が多く心寂しいものでした。 年筮で「火山旅」が出たら、何かと苦労する一年と読むべきかもしれませんが、現代人にとって、旅はレジ…

暮らすように旅したい

マホロバマインズ三浦の2泊3日プチ断食は、相部屋で申し込んでみました。伊豆高原の断食施設・やすらぎの里に1週間滞在した時は個室にしたのですが、結局、宿泊者同士で過ごすことが多かったのです。 読書やネット、映画では、食事のシーンが出てくると集…

2泊3日の断食inマホロバ・マインズ三浦

「瞑想合宿で1週間、集中的に瞑想するよりも、1日10分の瞑想を毎日続けるほうが大変で、効果も高い」という話を聞きました。美容記事には、「年に数回のエステより毎日のスキンケア」という言葉もあります。 ハウスクリーニングの業者を頼んで、一気にきれ…

羊をめぐる冒険in川本町

島根県川本町に羊飼いがいることは、優春翠から聞いていました。四柱推命では私のラッキーアニマルは羊。 http://d.hatena.ne.jp/bob0524/20131128/1385604836 というわけで、羊飼いの東海林誠さんにも大変お世話になりました。「フィンランド人ジャーナリス…

フルサトで活かす特技

フィンランド人のアンネと島根の川本町に一週間滞在して、東京に戻ってきました。優春翠のおかげで、どこに行っても歓迎されました。日本を深く知りたいアンネにとっては何よりの体験になりました。前回紹介した書籍『フルサトをつくる』には「単にお客さん…

フルサトをつくろう、フィンランド人とともに

2年前、2012年の秋に阿佐ヶ谷ロフトAで、「ニートの歩き方」のphaさんと「ナリワイをつくる」の伊藤洋志さんの出版記念イベントが開かれました。とてもおもしろいトークショーでした。 d.hatena.ne.jp 京都大学卒業という共通点だけで、ベクトルはまったく…

「坤に致役(ちえき)す」 西南で仕事を受注する

九星気学では、八方位に中央を加えた9つの場所を一白水星から九紫火星までの9つの星がぐるぐる回ります。今年の6月(午の月)は年盤、月盤ともに四緑木星が中宮です(東洋占術での月の切り替わりはカレンダーと少しずれていて、午の月は6月6日から7月…

小海町フィンランド夏至祭でネットとリアルの融合

易者にとって、一年で最も重要な日は冬至。 「一陽来復」で最初の陽が生じる日ですから、一年のなりゆきを占う年筮を立てます。フィンランド人にとって、一年で最も酒を飲む日は夏至。 緯度の高いフィンランドでは、北の街へ行けば夏至はほとんど日が沈みま…

旅に出て「一日一生」を実感する

期待していた以上の楽しさだった、おひとりさま北海道温泉ツアー。旅に出るためには仕事の調整も必要ですし、格安ツアーとはいえ、外食したりお土産を買います。 ぎりぎりの料金で泊めてもらっている宿には、夕食時にアルコールを頼んで少しでもお金を落とし…

おひとりさまの北海道温泉ツアー

東京にも大雪が降りましたが、さらに深い雪の北海道へ行ってきました。 目的は温泉です。四柱推命の命式では、私は冬山の温泉。雪を見ながら露天風呂に入ることで、エネルギーが一気に補給されます。冬の北海道ツアーは格安だと聞いていたのですが、探してみ…

旅先で垣間見る人生

ちょくちょく旅に出ているのですが、観光スポットを回るのはあまり興味がありません。今回の島根旅行は、前半、婚活中のお嬢さんたちと一緒だったので、いわゆる観光旅行を体験しました。 お嬢さんたちは2泊3日で私は4泊5日の旅。連休だったので出雲は大…

「死神」に導かれた旅

タロットで「死神」のカードが出ると、ほとんどの人がぎょっとします。たとえばウエイト・スミス版では、白い馬に乗った黒い死神。いかにも不吉なイメージです。伊泉龍一先生のタロット講座での、死神についての解説。 「死神は冬のイメージ。寒いのが嫌でも…

スナフキンのおばさんになりたい

フィンランドといえばムーミン。カウチサーフィンでホストしてもらったエリカ、アンナの二人ともアラビア社のムーミン・マグカップを使っていました。毎年、新しい限定マグが発売されるので、コレクションしている人も多いそうです。我が家にあるのは、スナ…

旅で運をぐるぐる回す

「そのうちフィンランドに行く」とカウチサーフィンのゲストに告げていたら「いつ来るの?」「私はしばらく日本に行けないから、日本的なものを感じるために、あなたに早く来てほしい」といった催促が来るようになりました。 こんなに待ってくれている人がい…

八ヶ岳のフィンランド村で夏至を迎える

レニングラード・カウボーイズのヨレ・マルヤランタにはまり、ひたすらフィンランド関連のものを追い求めて1年になろうとしています。ヨレ様ファンつながりで知り合ったキョウコさんが、年初から「夏至にフィンランドに行こう」と誘ってくれていて、それも…

秩父で金運アップ祈願

友人の風水師・優春翠とは、会えば話が尽きないため、食事やお茶だけでは時間が足りなくなります。そのため、会うのはいつも泊りがけ。先月は埼玉の自宅に一泊し、今月は秩父の鉱泉へ行きました。どこか温泉で一泊しようかという話が出て、秩父に行ってみた…