翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

逆トム・ソーヤにならないように

毎日、何かに追われているのは、すぐやらずに「ま、いいか、明日やれば」とずるずる先送りしているから。 その悪癖を直すためにライフハック系の本をあれこれ読んでいます。 先送りせずにすぐやる人に変わる方法 (中経の文庫 さ 17-1) 作者: 佐々木正悟 出版…

教室という名の酒場

夏の訪れとともに、私が勤める日本語学校は繁忙期を迎えます。 日本人学生が夏休みを利用してアメリカやイギリスに短期語学留学する逆バージョンで、世界中から学生が東京にやって来ます。 私が教えるのは選択科目の作文クラス。 時々、教師というより、酒場…

弱いつながりを広げたい

自己啓発本だと思って読み始めた『習慣の力』。 習慣の力 The Power of Habit (講談社+α文庫) 作者: チャールズ・デュヒッグ,渡会圭子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/02/19 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 意志力は筋力のようなもので、…

さまざまな形で世の中に貢献できる

人生は習慣によってできています。 習慣の力 The Power of Habit (講談社+α文庫) 作者: チャールズ・デュヒッグ,渡会圭子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/02/19 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 第一章に習慣と脳の研究に大いなる貢献をし…

いつでもやめられるグループに入ろう

日大アメフト事件は日本社会のゆがみを象徴しているからこそ、延々と報道されているのでしょう。 「自分にはこの組織しかない」と思い詰めると、上からの理不尽な欲求にも従ってしまう。 とても不健康な状況です。 アメリカの部活動はその点、ぐっと自由でシ…

旅のささやかな思い出

忙しい毎日はいやだと思いつつ、欲の強さのために走り回っている日々。 息抜きになるのは旅です。 旅に行く前は、どんなところなのかあれこれ想像を巡らし、帰ってきたら思い出を反芻。 旅先ではお土産を買いません。家の中は物があふれて、なるべく買い物を…

ロウソクの火を灯し続ける

世間が騒ぎ続けている日大アメフト問題。 関西学院大学の会見でこんな言葉を聞きました。 発言者は小野ディレクター。 闘志は外から言われて大きくなるものではなく、心の中から内発的に出てくるものであり、選手の成長を育てるもの。 そして、その一番根源…

いつも機嫌よくありたい

日本語学校で教え始めて3年目。あれこれ参考書を買いあさりましたが、最も参考になったのがこの本です。 もしも…あなたが外国人に「日本語を教える」としたら (クロスカルチャーライブラリー) 作者: 荒川洋平 出版社/メーカー: スリーエーネットワーク 発売…

人間は多面体

私が教えている日本語学校は、短期留学の学生が多いので、夏の到来とともに学生数が急増します。 夏休み期間、あこがれの国の日本で学ぼうとやって来るオタク・スチューデントたち。 毎週月曜日、新しい学生が入ってきて、金曜日には誰かが卒業していきます…

「働きたい欲」をいつまで持ち続けるか

50代も半ばも過ぎて、そろそろ静かに暮らしたいと願っているのですが、超高齢化社会を迎える日本では、そんなのんきなことも言ってられないようです。 それよりもまず、私自身の欲の強さ。 「何者かになりたい」という欲が強すぎるのです。 毎日新聞の人生相…

達成感がなくても旅を楽しみたい

釜山旅行を満喫できたのは、日本語学校の韓国人学生のパク君のおかげです。釜山のおいしい店を聞いたら、日本語で詳細なメールを送ってくれました。 候補の4店のうち、2店に行ってみました。 到着日は、冷麺の店へ。釜山の駅前なので、簡単に見つけること…

自分をアウェイ状態に置く

2泊3日で釜山に行ってきました。 長期休暇を取って海外旅行ばかりしていたのですが、日本語教師の仕事を始めてからは、国内旅行にシフト。長い休みが取りにくいし、教室で外国人に囲まれているのですから、わざわざ海外に行くこともないと思ったからです。 …

人生には折々にタイミングがある

介護帰省で実家に戻り、本棚でラッセル・ベイカーの『グローイング・アップ』を見つけました。 著者は1925年生まれのニューヨーク・タイムズのコラムニスト。本の奥付を見ると1986年刊。 30年以上も前、 外国かぶれだった私が手当たり次第に買ってそのままに…

人は二度死ぬ。「第一の死」と「第二の死」

映画『リメンバー・ミー』を観ました。 「リメンバー・ミー」本予告 日本公開からけっこう時間がたっているのですが、連休中、新宿の映画館は満員。吉祥寺なら空きがありました。 この映画を見たいと思ったのは、日本語学校の作文クラスでメキシコ人学生が「…

たった一人の読者のために

自己啓発本の古典、デール・カーネギーの『人を動かす』。 人を動かす 新装版 作者: デールカーネギー,Dale Carnegie,山口博 出版社/メーカー: 創元社 発売日: 1999/10/31 メディア: 単行本 購入: 174人 クリック: 3,319回 この商品を含むブログ (618件) を…

フィンランド人男子の家事能力

家事はやってもやってもきりがない。手を抜こうと思えばどこまでも抜ける。 時々家に訪ねてくる人がいるから、なんとか人に見せても恥ずかしくない部屋にしたいという思いが掃除のモチベーションとなっています。 フィンランド人のヘンリク君の一年間の兵役…

いつでも人を招ける部屋を目指す

この春は、我が家にホームステイしたヘンリク君だけでなく、日本語学校のかつての教え子が次々と来日しました。 南米は遠いイメージがあったのですが、パナマやチリから再び来日する学生も。 ジェシカは日本の大学への進学を考えていて、お母さんと一緒に下…

薩摩で国の光を観る

忙しいと言いつつ、あちこち旅に出てばかり。よほど観光旅行が好きみたいですが、私が好きなのは旅であって、観光は好きじゃありません。 昨年12月の旭川旅行では切羽詰まった仕事を抱えていたため、旭川駅でパソコンに向かっていたのですが、観光スポットを…

『東京物語』の熱海、そしてフィンランド

3月の末にフィンランド人のヘンリク君と訪れた熱海。 「日本人はシャイで秘密主義のところがあるのに、どうして見知らぬ人と裸になって温泉に入るのか不思議」という外国人学生もいますが、フィンランドはサウナ大国。サウナのある家庭も多いし、公共のサウ…

AI時代に生き残る教師とは

日本語学校の作文のクラスには、さまざまな学生がやって来ます。 アニメや漫画で日本に興味を持ったというオタク・スチューデントが大半ですが、日本語のレベルは千差万別です。 「とりあえず日本に行ってみよう」と留学してきた初級の学生。ひらがなとかた…

小心者は先延ばしすべきではない

私の悪癖の一つは、先延ばし。 やるべきことがあっても、時間があると「明日でいいか」と酒を飲んでだらだら過ごします。 本業のライター業は、週刊、月刊、季刊と締め切りの幅がまちまちで、切羽詰まったものから手をつけます。 週刊誌の仕事をメインでやっ…

今も昔も、激しい雨が降る

映画『ペンタゴン・ペーパーズ』を観ました。財務省の公文書改ざん問題は『ペンタゴン・ペーパーズ』のステマなんじゃないかという冗談もありますが、今も昔も人間のやることには大差がないのでしょう。 ワシントン・ポストがアメリカ国家の機密文書ペンタゴ…

電話が鳴ったらまず何をすべきか。 フィンランド軍隊の教え

二度目のヘンリク君の来日。 今回は、東京ビッグサイトで開催されたフィンランド発祥のスタートアップイベント「スラッシュ トウキョウ」のボランティアスタッフとして日本に来ました。 ヘンリク君の両親に会った時、お母さんが「スラッシュ」の話をして、ヘ…

決めなくていい生活

新聞は高齢者の読むものになってしまったのでしょうが、習慣の力に支配されて宅配をやめられません。 ネットであらゆる情報が得られるとはいえ、ときどき、おもしろい記事に出会います。 3月31日(土曜日)の朝日新聞には「コンピュータに無作為に自分の行…

グローバルエリートの家庭に生まれたら

人は平等であるべきだけど、現実には決して平等ではありません。 どこの国のどんな家にどんな能力を持って生まれるかで人生は大きく異なります。占いでいう先天運。そして、格差社会と呼ばれる日本ですが、本人の生き方によって変えられる部分(後天運)もあ…

ヘンリク君がもたらしてくれた運

フィンランド人のヘンリク君が再び日本にやってきました。 3年前の夏、「3週間のホームステイを受け入れるなんてとても無理」と思っていたのに、なんとなく勢いだけで留学生のホストファミリーになりました。 bob0524.hatenablog.com 「学校はオタク・スチ…

定職なんて欲しくない

学校を卒業したからには、定職に就かなくてはならないと、会社に入りました。 いやだったけれど、そういうものだと思い込んでいたのです。 フリーランスという働き方があり、それで何とか食べていけそうだと気づいたのが30歳の時です。 50代半ばを過ぎ、フリ…

3年目の春

桜も開花し、春の陽気が地上に満ちています。 日本語教師になって3年目の春です。 50代半ばの新人教師として教え始めたのが2016年の3月。 3年目といえば、中学や高校の新入生が最終学年を迎える年です。ここまでくれば、今年も無事に務めて丸3年としたい…

自分の人生のストーリーを書こう

日本語学校の作文クラスで教えていると、文章を書くスタイルは人それぞれだと改めて思います。 世界中の言語の中でかなり学びにくいとされる日本語を選んで留学し、わざわざ選択科目で「ライティング」を受講しているのですから、ことばや書くことが好きな学…

帰るために旅に出る

忙しいため、方々に不義理をしています。 なにしろ、日本語学校の授業準備は待ったなしです。30人近くに膨れ上がった学生の作文に目を通して添削して、質問なり次に書くべきテーマを提示するだけで一週間が過ぎて行きます。 新規の仕事は引き受けないように…